TOEIC

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TOEICとは

Test of English for International Communicationの略で、ひとことに「TOEIC」といっても、「TOEIC Tests」、「TOEIC Bridge Tests」の大きく2つに分かれ、TOEIC Listening & Reading(L&R)等の5種類のテストがあります。

最も一般的なのは、TOEIC Listening & Reading(L&R)で、TOEICといったらL&Rと思って良いでしょう。
TOEIC Listening & Readingは、リスニング セクションで495点、リーディング セクションで495点に分かれ、合計点は990点となります。

TOEICが活かせる就職先・活躍の場は、観光業、宿泊業、空港スタッフ、海外に拠点がある企業、英語を活かした専門的な仕事をしている通訳・翻訳業などです。
最近では、会社のグローバル化を目指し、優秀な外国人を多く採用し、英語での会話が必要とされることが増えています。
公用語を英語とする楽天がその例と言えます。

英検とTOEICの違い

英検は1級から5級までがあり、級ごとに難易度が異なっています。
TOEICは初心者、熟練者係わらず同じテストを受けます。
※TOEICはTOEIC L & Rの方がメジャーであるため、L & Rに関しての記載となります

  TOEIC 英検
文法 Part 5と6で文法に関する知識を問う問題が出題されます。 穴埋め問題などのような文法の知識が問われる出題はありません。
リスニング TOEIC L & Rのリスニングでは、45分間に100問が出題されます。 会話の内容に対して適切な応答を選ぶ問題や、会話の内容に関する質問に答える問題。日常生活に即した事柄から学術的な内容まで、幅広く出題されます。
リーディング TOEIC L & Rでは、75分間に100問が出題されます。そのため、いかに短時間で迅速に大量の文章を処理できるかの読解の能力が問われます。 読解問題の文章量はTOEICほどではありませんが、正答にたどり着くには、1つひとつの文章をしっかり丁寧に読み解く必要があります。
スピーキング TOEIC L & Rでは、スピーキングの問題は出題されません。 3級以上の二次試験でスピーキングテストが実施されます。出題内容は級ごとに異なります。

TOEICのメリット

就職・転職の際、TOEICのスコアが高いほど、アピールポイントになります。
グローバル化のため、海外の優秀な外国人を採用している企業が多く、就職・転職はもちろん、昇進昇格に有利となります。
通訳案内士試験(通訳ガイド試験)において、TOEIC900点以上の者は筆記試験の外国語(英語)科目の受験が免除されます。

日本政府観光局(JNTO)訪日観光情報サイト
https://www.jnto.go.jp/jpn/projects/visitor_support/interpreter_guide_exams/operation_2022.pdf

TOEICのレベル別の能力、学習時間

TOEICのスコアを100点アップさせるために必要な勉強時間は、200時間から300時間と言われています。

スコア スキルレベル 学習時間
900〜990 英語での会議・商談ができる 1500~2000時間
800〜900 外資系企業へのエントリーが可能である 1200時間
700〜800 企業の国際部門の履歴書に記載できる 1000時間
600〜700 履歴書に記載できる 700時間

一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会 レベル別評価の一覧表
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/guide04/guide04_02/score_descriptor.html

TOEICのスコアアップ

独学でもTOEICの点数をあげる事は可能です。
日ごろから、英語のニュースを聞き、英文に触れることで点数をあげることができますが、効率よくTOEICの点数を伸ばすなら専門のスクールを利用すると良いでしょう。
まず、TOEIC600点以上を目指すところから始めるのが良いかと思います。

スクールの紹介

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