日商PC検定
[目次]
日商PC検定とは
ビジネスの現場で遭遇しそうな実務に則したPCスキルが問われる検定試験です。
文書の作成から保存・管理・検索など、エクセル・ワード・パワーポイントのビジネス上の操作スキルが問われる内容となっています。
商工会議所の検定試験 日商PC
https://www.kentei.ne.jp/pc
MOS資格と日商PC検定の違い
Microsoft Office製品の、Word・Excel・PowerPoint・Access・Outlookのスキルを客観的に証明するため、全般的な操作を習得する検定です。
日商PC検定は、ビジネス上の操作に特化したスキルを習得する内容となっており、ベーシック、3級、2級、1級の級別の難易度が設けられています。
MOS資格の方が知名度が高く、一般的にMOS資格の有資格者が有利と追われていますが、日商PC検定の方を重視する企業は少なくありません。
日商PC検定取得のメリット
実務に則したPCスキルを身につけることができ、そのスキルが客観的に証明され、就職に有利となります。
日商PC検定の受験資格
特にありません。どなたでも受験可能です。
日商PC検定の日程
毎月、第3金曜日に実施され、第3金曜日が祝日の場合は、前日に変更されます。
1級試験は、年2回、2月と10月に日曜日に実施されます。
日商PC検定の試験科目
文書作成 | データ活用 | プレゼン資料作成 | |
1級 | 必要な情報を入手し、業務の目的に応じた最も適切で説得力のあるビジネス文書、資料等を作成することができる。 | 自ら課題やテーマを設定し、業務データベースを各種の手法を駆使して分析するとともに、適切で説得力のある業務報告・レポート資料等を作成し、問題解決策や今後の戦略・方針等を立案する。 | 与えられた情報を整理・分析するとともに、必要に応じて情報を入手し、明快で説得力のあるプレゼン資料を作成することができる。 |
2級 | 与えられた情報を整理・分析し、参考となる文書を選択・利用して、状況に応じた適切なビジネス文書、資料等を作成することができる。 | Microsoft®Excel®を用い、当該業務に関する最適なデータベースを作成するとともに、適切な方法で分析し、表やグラフを駆使して業務報告・レポート等を作成する。 | 与えられた情報を整理・分析し、図解技術やレイアウト技術、カラー表現技術等を用いて、適切で分かりやすいプレゼン資料を作成することができる。 |
3級 | 指示に従い、ビジネス文書の雛形や既存文書を用いて、正確かつ迅速にビジネス文書を作成することができる。 | Microsoft®Excel®を用い、指示に従い正確かつ迅速に業務データベースを作成し、集計、分類、並べ替え、計算、グラフ作成等を行う。 | 指示に従い、プレゼン資料の雛形や既存の資料を用いて、正確かつ迅速にプレゼン資料を作成することができる。 |
※ベーシックは省略
日商PC検定の合確率、学習時間
日商PC検定の合確率ですが、3級は80%、2級は60%、1級になると難易度が上がり、30%となります。
日商PC検定に合格するには
独学でも十分合格は可能ですが、専門のスクールを利用した方が効率が良いです。
資格スクールの紹介
・パソコン教室アビバ
・ソフトキャンパス
・商工会議所通信講座
・エフアンドエムパソコン教室