公認内部監査人

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公認内部監査人とは

CIAの略称で呼ばれ、内部統制・内部監査に関する専門家であり、国際資格となります。
一般的に内部監査部門は、独立した部門で企業内に設置され、業務の効率化や法的遵守がはかられているか、内部の業務監査を行います。

公認内部監査人の就職先・活躍の場は、内部監査部門、監査法人、金融機関、会計事務所、コンサルティング会社になります。

日本内部監査協会 公認内部監査人
https://www.iiajapan.com/leg/certifications/CIA/

公認内部監査人資格取得のメリット

公認内部監査人資格の出題範囲は内部監査に関することはもちろん、会計、財務、ITなど広範囲に渡ります。
公認内部監査人資格は米国際資格であり、国際的に有効な資格であるため、日系企業だけでなく外資系企業の内部監査部門で働くことができます。

公認内部監査人の主な業務

・監査計画を策定すること
・対象部署において監査を実施すること
・監査調書を作成すること
・監査結果を報告すること

公認内部監査人の登録

公認内部監査人は資格取得後、2年程度の実務経験を経てはじめてCIAとして登録されます。

公認内部監査人試験の受験資格

・4年制大学の卒業生、または最終年次(4年生)以降の者
・短期大学または高等専門学校を卒業し、受験申込の時点で最低2年の実務経験がある者
・受験申込の時点で最低4年の実務経験がある者

公認内部監査人試験の受験までの流れ

1.CCMS(受験者管理システム)アカウント作成
2.IIA会員登録
3.試験費用の支払い・必要書類のアップロード
4.試験会場予約

公認内部監査人試験の日程と会場

ピアソンVUE(http://www.pearsonvue.com/japan)が指定する世界約500カ所のテストセンターにて、お好きな日に受験することができます(東京・札幌・仙台・横浜・名古屋・大阪・広島・松山・福岡・沖縄)。
※ただし、同一科目の再受験に限り、受験日の31日目以降でなくてはなりません。

公認内部監査人試験の試験科目

Part1 内部監査に不可欠な要素
Part2 内部監査の実務
Part3 内部監査のためのビジネス知識

CBT試験ある公認内部監査人試験は終了後、試験会場にて仮結果が発行されます。
受験から72時間以内にCCMSアカウントに反映されます。

公認内部監査人試験の難易度と勉強時間

公認内部監査人試験の出題は広範囲に渡り、難易度は比較的に高いです。
合格率は年によって増減はしますが、およそ10%~15%の間で、必要な勉強時間は一般的に300〜500時間程度と言われています。

公認内部監査人試験に合格するには

独学で合格する方もいますが、資格学校を利用する方が効率が良いです。
仕事をしながら、合格されている方が多数います。

資格スクールの紹介

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