ビジネス実務法務検定試験

[目次]

ビジネス実務法務検定試験とは

基礎となる実践的な法律知識を体系的に身につけることを目標とした検定試験です。
東京商工会議所が主催し、業種・職種問わず、多くの職種で受けられています。

ビジネス実務法務検定取得による就職先・活躍の場は、法務部、総務・人事などの管理部門、営業、販売等の職種です。

東京商工会議所 ビジネス実務法務検定試験とは
https://kentei.tokyo-cci.or.jp/houmu/about/

ビジネス実務法務検定取得のメリット

法令遵守能力の基礎となる実践的な法律知識を体系的かつ効率的に学習できるため、あらゆるシーンで活用できます。
法律系国家資格のたたき台として、力試しに受ける方も多い検定となっています。

ビジネス実務法務検定の受検資格

学歴・年齢・性別・国籍による制限はありません。
※2級からの受験や、2・3級の併願受験も可能です。

ビジネス実務法務検定の試験内容

ビジネス実務法務検定は試験級として、1級、2級、3級があります。

  各級の基準 試験開催
1級 業務上必要な法務知識をビジネス全般にわたって持っており、その知識に基づいて多面的な観点から高度な判断・対応ができる。(実務的対応能力としてのアッパーレベルを想定) 年1回
2級 企業活動の実務経験があり、弁護士などの外部専門家に対する相談といった一定の対応ができるなど、質的・量的に法律実務知識を有している。(知識レベルのアッパーレベルを想定) 年2回
3級 ビジネスパーソンとしての業務上理解しておくべき基礎的法律知識を有し、問題点の発見ができる。(ビジネスパーソンとして最低限知っているべき法律実務基礎知識を想定) 年2回

準1級認定制度

不合格者の得点上位者を1級合格に準じ、準1級として認定されます。

得点 合否区分 備考
200点~140点 合格  
  準1級 共通問題が2問・選択問題2問のうち
得点が50%未満の問題がある受験者
139点~110点 準1級  
109点~0点 不合格  

平成20年(2008年)より、1級受験者のうち110点以上140点未満の得点者、及び、正答率50%未満の問題があった140点以上の得点者は準1級として認定されます。

ビジネス実務法務検定の合格率と学習時間

  合格率 学習時間
1級 10~20% 250時間
2級 50~60% 100時間
3級 70~80% 60時間

ビジネス実務法務検定に合格するには

効率よく学ぶなら資格学校を利用する方が良いでしょう。
法律の知識がある人なら、ビジネス実務法務検定2級からの受験でも問題ないです。
1級は難易度が高いため、2級に合格した後に受験した方が良いでしょう。

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