データベーススペシャリスト

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データベーススペシャリストとは

データベースに関する専門知識を活用してシステムの企画・要件定義・開発・運用・保守に携わるエンジニア向けの国家試験です。
高度IT人材として確立した専門分野をもち、データベースに関係する専門技術を活用し、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行います。

データベーススペシャリスト合格者の就職先・活躍の場は、SIer、企業の情報システム部・システム開発部門となります。

情報処理推進機構(IPA) データベーススペシャリスト
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/db.html

オラクルマスターとデータベーススペシャリストの違い

オラクルマスターはデータベースの資格として有名ですが、オラクルマスターは日本オラクルが運営する資格で、Oracle Databaseに関する技術を認定する民間資格です。
世界共通基準の認定資格で資格保持者は2020年10月時点で27万人を超えています。

ORACLE MASTER
https://blogs.oracle.com/oraclemaster/

データベーススペシャリスト試験合格のメリット

AIやIoT、FinTechなどのアプリケーションが急速に増え、機械学習やビッグデータ解析などに精通しているデータベースエンジニアの需要がますます高まり、就職は有利となり、企業からは重宝されるでしょう。

また、データベーススペシャリスト試験の合格により弁理士試験の選択科目の科目免除の対象となります。

特許庁 弁理士試験の選択科目が免除される情報処理技術者試験合格者の試験区分
https://www.jpo.go.jp/news/benrishi/document/ronbun-menjo-shikaku/03.pdf

業務と役割

データ資源及びデータベースを企画・要件定義・開発・運用・保守する業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。

(1)データ管理者として、情報システム全体のデータ資源を管理する。
(2)データベースシステムに対する要求を分析し、効率性・信頼性・安全性を考慮した企画・要件定義・開発・運用・保守を行う。
(3)個別システム開発の企画・要件定義・開発・運用・保守において、データベース関連の技術支援を行う。

データベーススペシャリスト試験の受験資格

年齢、学歴等に制限はなく誰でも受験できます。

データベーススペシャリスト試験の日程

年1回、10月の第3日曜日に実施されます。

案内書・願書配布 7月上旬から
願書受付 8月中旬
試験(午前・午後試験) 10月の第3日曜日

データベーススペシャリスト試験は高度情報処理技術者試験であり、高度情報処理技術者試験の午前Ⅰ試験には免除制度があり、以下の条件のうち、いずれかを満たすと以降2年間にわたって午前Ⅰ試験が免除されます。

・応用情報技術者試験の合格者
・高度情報処理技術者試験または情報処理安全確保支援士試験の合格者
・高度情報処理技術者試験または情報処理安全確保支援士試験の午前Ⅰ試験で基準点を獲得した人

データベーススペシャリスト試験の合格率

プロジェクトマネージャ試験は情報処理技術者試験で最高難度のレベル4に分類され、合格率は15%前後となっています。

データベーススペシャリスト試験に合格するには

独学で合格することは可能ですが、資格学校を利用した方が効率が良いでしょう。
応用情報技術者試験の合格により、午前Ⅰ試験が免除されるため、試験の労力が軽減されます。
応用情報技術者試験の合格後にチャレンジするのも良いでしょう。

資格スクールの紹介

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