中小企業診断士

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中小企業診断士とは

中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う経営の専門家です。
以前、日本経済新聞で「新たに取得したい資格ランキング第1位」となった経営コンサルタントの国家資格です。

中小企業診断士の就職先・活躍の場は、コンサルティングを行う会社または事務所、金融機関、一般企業の管理部門となります。

中小企業診断士とMBAの違い

MBAとはMaster of Business Administrationの略で、経営学に関する大学院の修士課程修了により授与される学位であるため、MBAは資格ではなく学位となります。
学ぶ内容は、大学院によって教育方針、カリキュラム、教員などにより異なります。

MBAの科目としては、大枠として経営3資源である、ヒト、モノ、カネの3領域を学ぶのが一般的です。(経営4資源はヒト、モノ、カネ、情報となります)
個別の科目として、経営戦略、財務会計、企業財務、マーケティング、経営組織、マネジメント・コントロール、企業データ分析、理論構築の方法、経営哲学等があり、2年間に渡り学びます。
MBAは会社を経営、または組織をマネジメントし、自身で判断をする力を身に付けることにあります

中小企業診断士は、国家資格であり、試験に合格する必要があります。
試験科目として、経済学・経済政策財務・会計、企業経営理論、運営管理、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策があります。
中小企業診断士を通して得るスキルは外部からコンサルタントとしての立場で中小企業の経営診断や助言を行うことです。

中小企業診断士の主な業務

・中小企業に対する経営支援業務
・中小企業支援センター等の業務
・調査、研究業務
・講演、教育訓練
・執筆活動

中小企業診断士に独占業務はありませんが、中小企業診断士にしかできない仕事があります。
それは、産業廃棄物収集運搬業の新規取得や更新に必要な経営改善計画書、経営診断書の作成です。

中小企業診断士になるには

第1次試験合格後、下記(1)または(2)の方法により、中小企業診断士として登録することでなることができます。

(1)中小企業診断協会が実施する第2次試験合格後、実務補習を修了、または診断実務に従事
(2)中小企業基盤整備機構または登録養成機関が実施する養成課程を修了

中小企業診断士試験の受験資格

受験資格はありませんので、どなたでも受験が可能です。

中小企業診断士試験の日程

中小企業診断士試験は、例年、下記の通り行われます。

【1次試験】
出願期間は例年5月から6月上旬
筆記試験は8月上旬の土・日曜日の2日間

【2次試験】
出願期間は例年8月下旬から9月中旬
筆記試験は10月下旬の日曜日
口述試験は翌年1月下旬の日曜日 

中小企業診断協会(J-SMECA)中小企業診断士試験
https://www.j-smeca.jp/contents/007_shiken.html

中小企業診断士の試験科目

一次試験

1日目 経済学・経済政策
財務・会計
企業経営理論
運営管理
2日目 経営法務
経営情報システム
中小企業経営・中小企業政策

中小企業診断士の1次試験には科目免除制度があり、特定の資格や条件を満たすことにより、試験科目の科目の免除を受けることができます。
尚、特定の資格は、公認会計士、税理士、不動産鑑定士、弁護士、ITストラテジスト、応用情報技術者等となります。

二次試験

筆記試験 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例I
中小企業の診断及び助言に関する実務の事例II
中小企業の診断及び助言に関する実務の事例III
中小企業の診断及び助言に関する実務の事例IV
口述試験 筆記試験において相当の成績を修めた方を対象に、口述の方法により行われる。

中小企業診断士試験の難易度と勉強時間

中小企業診断士の合格率は1次試験、2次試験ともに20%前後となり、1次試験・2次試験総合での合格率はおよそ4%で、難易度は高いです。
働きながら取れる最高難易度の資格として、あげられています。

中小企業診断士試験に合格するには

独学では難しいため、資格学校を利用した方が効率が良いでしょう。
通学、通信などの受講方法がありますが、好みに学習法に合わせると良いでしょう。

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